『今夜は、山菜こごみの晩御飯にしよう』


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こごみとは、クサソテツ属の春に若い芽を出す山菜です。
野や山に自生していて、
見つけると結構な量を収穫できるほど群生しています。
ぜんまいに似た姿で、葉先がクルリと巻いたものが食べ頃です。

自生のこごみを収穫に出かけると、この食べごろのものに出会うのが、なかなか難しいようです。

若芽の成長が早いため、葉先がクルリと巻いた状態から葉を伸ばし、ボヤケた味のこごみに成長してしまうからです。

タイミングよく、巻いた葉のこごみを見つけたら、思わず大量に収穫したくなると思いますが、できれば次世代の芽のために、根株の部分を残し、次の芽が出られるように配慮した摘み方をしましょう。

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栽培されスーパーで売られている、スッキリした形のこごみを知っていると、自然のこごみは多少無骨に見えるかも知れません。

茎の部分に小さな葉がたくさんついていて、
ずんぐりした姿に見えるからです。
ここが山菜のぜんまいとの違いでもあります。

こごみとぜんまいの違いは、葉先の様子と、茎にも生えている葉で見分けられます。ぜんまいは、栽培物のこごみのように、茎に葉がなくスッキリしています。

ぜんまいはアクが強く、下処理なども手間がかかりますが、こごみはほとんどアクがないため、調理も楽で栄養成分を無駄に流してしまうことなく使える山菜です。

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「乾燥を防ぐ、こごみの保存法」

せっかくたくさん収穫してきても、毎日食べると飽きてしまいますね。
でも、こごみは自然の草花と同様、
時間が経つと萎れて味も落ちてきます。

美味しく、すぐに使える状態で保存しておきましょう。
収穫したこごみを軽く洗い、水気を切った後にポリ袋に入れます。
それを電子レンジで1~2分加熱します。

軽く茹で状態になったこごみを袋から取り出し、キッチンペーパーの上に
広げて、放熱しながら少し乾かします。

熱が冷めて水気が飛んだら、完全に乾燥してしまう前にラップに包んで
冷凍庫で保存します。

この方法ですと、こごみの形が崩れることなく、熱湯で茹でた後の冷凍より解凍した際に水分を含み過ぎて水っぽくなることもなく、美味しい状態で解凍できます。

茹でないので、栄養素も流れ出さないというメリットもあります。

「上品で栄養たっぷり、こごみのお吸い物」

採れたてのこごみを定番のてんぷらにしたり、
お浸しに作って美味しい毎日。

新鮮な生のこごみもなくなってきて、
さすがにちょっとてんぷらやお浸しにも飽きてきた。
その後使えるのが冷凍保存したこごみです。

あっさり出汁で調えた、栄養たっぷりのお吸い物はいかがでしょうか。

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冷凍保存したこごみを解凍し適当な長さに揃えてカットして、
出来上がったお吸い物に、火を止める少し前に
入れるだけで出来上がりです。

風味も栄養素もスープ丸ごといただけるので、こごみの良さを余すことなくお召し上がりいただけます。

溶き卵を散らして、色鮮やかな上品なお吸い物も喜ばれると思います。

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