ブリ、ヒラマサ、カンパチはどれも違う魚!あなたは見分けられますか?


ブリは出世魚で、成長するにつれ名前が変わるというのはどこかで聞いたことがあるような…。ヒラマサ、カンパチ…見た目は似ているけど、どんな順番だったっけ?と思っている時点で、間違っています!これらはそれぞれ違う魚。今までよく考えず、仲間かな?くらいにしか私も思っていませんでしたが、その違いや見分け方をご紹介します。

出世魚であるブリの成長による名称

ではまず、冒頭でも触れましたが、ブリの成長に伴う名称を確認しておきましょう。

【関東】モジャコ(稚魚)→ワカシ(35cm以下)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)

【関西】モジャコ(稚魚)→ツバス、ヤズ(40cm以下)→ハマチ(40-60cm)→メジロ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)

このほかにも、地域によって違う呼び名もありますが、多くはこのように呼ばれており、ブリとは異なる魚である「ヒラマサ」「カンパチ」はもちろん含まれていません。「ブリ」以外に私が知っていた名前は、「ハマチ」だけでした。成魚になる前の段階では、あまり流通していないようですね。

ブリ、ヒラマサ、カンパチはどんな魚?

それぞれどの位似ているのか、写真なども合わせて見てみましょう。

【ブリ】スズキ目アジ科に分類される、大型の肉食魚。北西大西洋に生息する、回遊魚。

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【ヒラマサ】スズキ目アジ科。アジ科魚類の最大種で、全世界の亜熱帯・温帯海域に分布する。肉食魚。

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【カンパチ】スズキ目アジ科。全世界の暖海域に分布する大型肉食魚。

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見た目は、とてもよく似ています。特に、ブリとカンパチはよく似ていて、違う魚だと知らなければ、同じ魚だと間違ってしまいそうです。また、分類上でも3種ともスズキ目アジ科で、さらにブリ属と系統的にも非常に近い魚だと言えます。

ブリとの見分け方と身の違い

ここでは、食べる機会も多いブリとの見分け方をご紹介します。

ブリとヒラマサとの見分け方はいくつかありますが、中でもわかりやすい2点を紹介します。まず1つは、上顎の骨の形です。ブリは角ばっているのに対し、ヒラマサは丸みを帯びています。

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次に、体側にある黄色い縦帯と胸鰭の位置関係です。ブリには、黄色い縦帯と胸鰭との間に隙間があり、ヒラマサにはありません。

ブリとカンパチの見分け方は、カンパチの方が丸顔で、体表が黄色っぽい色をしています。またカンパチには、ブリやヒラマサにはない縦帯模様が目の上にあることが特徴です。

刺身にしたときの身の違いとしては、ブリは4~5時間ほどで血合いの色が黒く変色してしまうのに対し、ヒラマサやカンパチは24時間たってもほとんど変化がありません。また、ブリは新鮮でなければ生臭いと感じることも多いらしく、持ち帰り用の寿司や、傷みやすい夏場のお刺身は、ブリではないことも多いようです。

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上から、ブリ/ヒラマサ/カンパチ

まとめ

「ブリ」と比べると「ヒラマサ」や「カンパチ」はあまり聞かない名前だったので、スーパーのお刺身コーナーで、どちらかというと手が伸びなかった魚でしたが、調べてみて、見た目の似ている別の魚だと分かり、今度は、食べ比べの意味でも積極的に買ってみようと思いました。どれが美味しいかは、好き好きとのことなので、これを機会に自分の好きな味を見つけてみたいと思います。

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