熟成ブリの新たな美味しさ!新鮮じゃなくても美味しいの?


魚は新鮮なものが一番!コリコリした歯ごたえがあってこそ!新鮮な魚が手に入りやすい地域で育った私は、刺身はこういうものだと思ってきました。それなのに「熟成」だなんて…晩御飯にさばいた刺身を翌日に食べるのでさえ何だか気持ち悪いと、火を通してしまっていた私には衝撃のワードです。ブリについての豆知識と、新たな食べ方である熟成ブリについてまとめました。

血管系の病気予防に効果大!ブリの栄養

ではまず、タイトルにもあるブリの栄養について、簡単にご紹介します。青物御三家ともいわれるブリは、青魚に代表されるEPAやDHAが豊富です。EPAは血液中のコレステロールを低下させ、血液の流れをよくしてくれるため、血栓ができにくくなり、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞といった、かかってしまうと怖い血管系の病気を予防してくれます。

また、遊離アミノ酸の一種であるタウリンも似た働きを持っており、血中コレステロールを抑えて、動脈硬化を防ぐとともに、肝機能強化や眼精疲労緩和にも作用します。

これらの栄養は身だけでなく、血合いや目玉の周りにも多く含まれているので、アラ煮などにして余すことなく食べましょう!

新鮮な美味しいブリの見分け方

次に、通常私たちがブリを購入する際、新鮮で美味しいブリを見極めるポイントを紹介します。

まず、まるまる一匹買う場合は、えらがきれいな赤色、目が澄んでいて丸く膨らんでいるもの、魚体はコロンと太った感じで、尾びれが大きく、ウロコが光っているものを選びましょう。次に切り身を買う場合は、血合いが赤く、身は薄いピンク色、身と皮の境目がうっすらと白いものを選びましょう。

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また、背側か腹側で脂の乗り具合が違います。青緑色の皮は背側で、身は締りさっぱりとした味、白色の皮は腹側で、マグロのトロに似たこってりした味ということを覚えておきましょう。

熟成ブリの美味しさとは?

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前置きが長くなりましたが、いよいよタイトルにある「熟成」についてご紹介します。肉などにも「熟成」という言葉を使いますが、意味は同じく成熟させ十分な頃合いになるまで待つということです。

魚にそんなことをしたら腐ってしまうのでは?と思う人も多いと思いますが、腐敗につながりやすい血液を、絞める際にしっかり抜いておけば、長期熟成が可能だそうです。

こうして2~3週間寝かせた魚は、酵素により分解が進み、うまみ成分である「イノシン酸」が生まれ、食感も柔らかくこれまでの固定概念を覆されるような美味しさなのだとか…。特にブリなどの、新鮮な時は歯ごたえが強く、旨みを感じにくい一部の青魚や白身魚には適した調理法だそうです。試してみる価値はありますね!

まとめ

青魚を代表するブリ。特に青魚は新鮮でなければ、生臭くて食べられない!というイメージでしたが、今までの常識とは一変、熟したブリも違う美味しさがあるようです。とは言え、私はやっぱり時間を置いた魚を食べるというのには、なんだか抵抗がありますが…もし食べる機会があれば、チャレンジしてみたいですね!

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