鯛のうんちく★天然と養殖はどちらがおいしいの?


お魚コーナーを見ていると、その日の目玉商品とのことで、
鯛が沢山並んでいました。

シールには「養殖」の字。隣には「天然」と書いてあるものが…
ふと、値段を見てみると2~3倍ほど天然の方が高いのです!

養殖の方は特売で安くなっていたというのも理由の一つだとは思うのですが、
こんなに違うのかと思いました。

値段がこれだけ違うと、味の方もさぞかし違うのか?と思いますよね…
そこで、鯛について調べてみました!

そもそも「鯛」ってどんなさかな?

まずは「鯛」についてご説明します。
冒頭でも述べたとおり、鯛は養殖ものもあるので年中手に入りますが、
本来の旬は3~5月です。

特に産卵前の桜の季節の真鯛は、「桜鯛」「花見鯛」
と呼ばれ極上品として扱われるそうです。

昔から魚の中の魚として、縁起物ともされる鯛にあやかろうと
「~たい」とつく名の魚は200種類を超えるそうですが、
実際にタイ科に属しているのは十数種だそうです。

鯛は高タンパクで、ビタミンB1、B2、タウリン、ナイアシン
などの栄養素が豊富です。

また青魚に多く含まれ、血液をサラサラにすることで有名なDHAやEPAも、
白身魚であるにも関わらず豊富に含まれています。

魚の王様とも呼ばれ、生食から、煮る、焼く、蒸す、揚げるなど、
どんな調理方法でも美味しく頂けます。

天然と養殖の見分け方★

天然と養殖のどちらが美味しいか比べる前に、
どちらなのか見分ける必要がありますよね?

スーパーなどに行けば「書いてあるよ!」と思う人もいるかもしれませんが…
自分の目で確かめる!という意味でも知っていて損は無いはず!

見分けるポイントはいくつかありますが、ここでは3つ紹介します。

まず一つ目は体の色です。
天然は全体的にきれいなピンク色ですが、
養殖は日焼けにより黒っぽくなっています。

しかし、最近の養殖用の生簀には遮光用のネットがしてあり、
綺麗な色のものも増えています。

二つ目は尾ひれの形です。
天然はピンと尖っているのに対し、養殖は狭い生簀の中で擦れて傷つくため、
丸く短くなっています。

三つ目は鼻の穴の数です。

天然は鼻孔が前後に2つ開いているのですが、
養殖は鼻孔欠損症といって、
本来2つあるはずの鼻孔がつながって1つになっているものが多いそうです。

どれも比較的分かりやすい特徴なので、
天然と養殖の鯛を並べて見る機会があれば、確認してみてください★

天然と養殖、どちらが美味しいの?

では、本題!天然と養殖のどちらの鯛が美味しいか?という話に入りましょう。

「天然」と「養殖」。なんとなく字だけを見ると、
天然もののほうが美味しいのだろうな…と思ってしまいますよね?

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実際、養殖のほうは身がパサパサしていて美味しくないと、
昔は言われていたそうです。

しかし、現在は養殖の技術も向上し、天然に勝るとも劣らない味なのだとか!
以前のようなパサパサ感が無くなり、身のきめが細かくなったことに加え、

養殖はもともと脂肪分が多くなるので、
天然にはないジューシーさがあり、養殖の方を好む人もいるようです。

ですが、やはり天然は天然にしかない良さがあり、
身の締りと、味わいの深さは養殖には真似できません。

それぞれに良さがあり、どちらが美味しいかというのは好みにもよるようですが、
冒頭でも述べた通り、価格が違います…。

このことを考慮すると、養殖は天然の半額ほどで買えますし、
養殖も十分に価値があると思います!

美味しさは締め方で決まる!

ここまで、長々と「天然」と「養殖」のどちらの鯛が美味しいか
ということについて話してきましたが、

どちらにせよその美味しさの大部分を「締め方」が左右するようなので、
最後にこちらもご紹介します。

これもまた先入観だったのですが「生きている魚は美味しい」
と思っていませんでしたか?これが違うようなのです。
生簀などに入っている魚は、
取ってすぐに締められた魚に比べると味が落ちるそう…

魚は狭いところや動きにくいところに入れられると、
強いストレスを感じて旨み成分であるアミノ酸が分解されるのだそうです。

これを防ぐためには、余分なストレスを与えずに即死させる
「締め」を行うことが重要です。

締め方にもいろいろありますが、鯛などの中型以上の魚は、
エラから包丁を入れ、中骨を切断します。これが「締め」に当たります。
またその後「血抜き」を行うことも重要です。

血抜きは、頭が下になるように持つか魚体を折り曲げるようにすると出来ますが、
えらを切るとさらに確実に行うことが出来ます。
血抜きをすると身に血が入らなくなり、生臭くなりません。

鯛の美味しさを決めるのは、天然、養殖のように育った環境も重要ですが、
最後の「締め」でも決まるということも記憶に留めておいてください!

まとめ

スーパーで鯛が並んでいるのを見た時には、
先入観でしか見ていませんでしたが、
調べてみると私が持っていたイメージと実際の美味しさには違いがあるようです。

一概に、天然ものや活魚が美味しいとは言えず、ただ価格が高いだけ…
ということもあるよう!

本当に美味しいものを食べるには、
見極めるための知識を持っておくことも重要です!

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