『石川県では出世魚「サワラ」は「カジキ」のこと』


出世魚の鰆は、成長に段階で呼び名が変わる魚です。
稚魚の段階ではサゴシ(サゴチ・40~50センチ)、ヤナギ(50~60センチ)
サワラ(60センチ以上)と変化してゆきます。

地域によっても違う名で呼ばれることもあり、石川県ではサワラはカジキの
ことだそうです。

サワラは細長い体型の大型肉食魚で、鰯などの小魚を食べます。
産卵期は春から初夏にかけてで、寿命は6~8年といわれています。

「鰆の由来」

漢字で書くと「魚」へんに「春」と書きます。
これは春先の産卵期に沿岸に寄ってくる姿が人目につくことから、春を告げる
魚と呼ばれるようになったのです。

旬は真冬と真夏以外の一年中ともいえる魚です。
鮮度のいいときは透明感のある白身で、脂がのっている刺身は最高に美味しく
上品で嫌味のない味わいです。

どちらかというと淡泊な風味により、どんな料理にも使える大変万能な素材で
色々な楽しみ方ができます。
美味しく鰆を堪能する方法をいくつか見てみましょう。

「シンプルで簡単、鰆のオリーブオイルソテー」

サワラ本来の風味を損なわない、シンプルだけどとても美味しい調理法です。
鰆の切り身に塩を振り、オリーブオイルをひいたフライパンで焼きます。

始めは皮の面を上にして、白身に焼き色とオリーブオイルの風味を付けます。
ほどよく焼き色が付いたら裏返し、皮面をよく焼き香ばしく仕上げます。

塩は岩塩やゆず塩などを使うと更に風味アップし、お皿に盛り付ける際に
レモンやカボスを添えてみましょう。
香り高い春の逸品の出来上がりです。

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「満足!鰆の白菜餡かけ飯」

白菜をベースに、冷蔵庫の残り野菜でも出来るお得レシピです。
ご飯やおかずがひと皿に盛られた、oneディッシュ料理のように
大きめの丼で、美味しさの宝の山を作りましょう。

まずは一口大に切った鰆に塩を振り、お皿に並べてラップをかけ、
電子レンジで3分ほど加熱します。
仕上げに餡かけをするので、味付けはほぼしなくて良いです。

その間に、鍋で白菜の餡かけを作ります。
人参、ゴボウ、大根などを細切りにします。水煮の細切りタケノコが
あると一層美味しくなりますね。

白菜も細切りにし、フライパンにごま油をひいて野菜を軽く炒めます。
中華出汁や醤油などで味を調えたスープを入れてひと煮立ちさせたら
片栗粉を溶いた餡を入れてとろみを出します。

丼にご飯を盛り、加熱した鰆を乗せます。
そこへ白菜と野菜の餡かけをたっぷりかけて出来上がりです。
トップに豆苗の緑色をちょこんと飾るとキレイです。

白菜のシャキシャキ感と、鰆のホックリ感が、あったかいご飯にマッチ
して、バランスの良いoneディッシュならぬ、一丼が完成するのです。

「鰆とトマトの温サラダ」

美容とダイエットで注目されているトマトを使ったレシピも添えて
テーブルに華やぎを追加しましょう。
レモンやカボスの香味で蒸した鰆ともやし、生のトマトを使って
温サラダはいかがでしょうか?

レモンを乗せて、塩コショウした鰆にモヤシを乗せ、アルミホイルで
包んだらフライパンに蓋をして蒸します。
スライスしたトマトをお皿に並べ、蒸し上がった材料を乗せ、お好みの
ドレッシングでいただきます。
バジルのドレッシングは、なかなかのオススメです。

クセのない鰆を色々な食べ方で楽しんで、幸せの春の食卓を彩って
ください。

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