サフランというとパエリアに使われる赤く細長いスパイス。
または染料として着色に使われるハーブ。
そんなイメージばかりが先行しがちですよね。
花のめしべだという事は知られても咲いているところは意外と見られていません。
そのサフランがになんとダイエット効果があるのだとか!
お店などで口にすることは多いけれど意外と知らない効能があるようです。
今知っておきたい「サフラン」について紹介していきたいと思います。
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◆サフランってなに?
サフランはギリシアで最初に栽培されたアヤメ科の多年草です。
そしてそのめしべを乾燥した香辛料のことをいいます。
薬用サフランと呼ばれて観賞用の花サフラン(クロッカス)と区別されています。
今は香料や生薬として使われることが一般的ですが、昔は着色料として使われていました。
花のめしべなのでたくさん採れないので珍重されるのもわかる気がしますね。
ヨーロッパでは肥満が増加傾向にありそのダイエット効果に注目をされています。
◆サフランの効能にはどんなものがあるの?
・新陳代謝を促してくれて脂肪分をつきにくくしてくれる作用があります。
・そして食べたものをエネルギーに変えやすくしてくれます。
・セロトニンの値が中立のバランスを保てるように維持してくれます。
ダイエットに効果があるというのはこれでわかりますよね。
毎日サフランを摂ってきちんと運動をすると新陳代謝があがってダイエット効果がきちんと出てきますよ。
・ダイエット中にはよくありがちなイライラしたりキレやすくなったりする衝動!
・そしてついついしてしまう大食い(ドカ食い)や間食などの衝動!
これらも脳内ホルモン(セロトニン)に効いてくれるおかげで抑えることができます。
他にもアンチエイジングにも効果があるようです。
サフランティーやサフランを入れた料理を毎日摂りながら無理なくダイエットできるといいですよね。
◆サフラン☆バターライスの簡単な作り方を紹介します
サフランを毎日の食事から摂るために、いろいろなものに合うバターライスの作り方を紹介します。
洋風なお料理のときにはこのバターライスをつければ食事で頻繁にサフランを取る事ができそうですよね。
①洗った米2合は水を切り冷蔵庫で少し冷やします。
②炊飯器に洗い米とお水とサフランひとつまみとバター10gを入れます。
③30分程置いてから炊飯器のスイッチを入れて炊きます。
炊き上がったサフランバターライスにレーズンをまぜてもいいアクセントになります。
カレーをかけたり、チキンのクリーム煮などを添えてみてもいいですよね。
◆サフランを水栽培してみましょう
サフランは水栽培で育てることができます。
鉢植えなどの土での栽培は苦手という方にも育てられる方法を紹介します。
サフランは11月ごろ花が咲く秋先の球根です。
植え付けは8-9月ごろに植えつけます。水栽培もどうようです。
球根を選ぶときにはしっかりした重みのあるものを選びましょう。
次は痛みがないかチェックします。(痛んだ球根は成長に支障が出ます)
・軽く押してみてぶよぶよしていないか。
・カビが生えていないか。
・傷がついていたり、変色はしていないか。
球根の直径が3cm以上のものを選びましょう。
ホームセンターなどで水栽培用の容器が売られています。(クロッカス用の小さいもの)
水耕栽培用のアクアジェルをお皿に乗せてその中に球根を入れても栽培できます。
容器に水を入れて球根をセットしたら日の当たる窓辺に置いてあげます。
水が汚れないように水を替えてあげてください。
花が咲いたら赤いめしべを採取して乾燥させれば「サフラン」として使えるので実利がありますね。
◆まとめ
ダイエット効果のあるスパイスの「サフラン」。
日本食にマッチさせるのはなかなか難しいのかもしれませんが、少しずつ毎日摂取できるように工夫してみるのもお料理が楽しくなりそうですね。
「食べると痩せる」というものではなく「脂肪をつけにくい体を作る」という認識でサフランでのダイエットを始めてみませんか?
また部屋の中で花を楽しんだ後そのめしべを摘んで乾燥させて自家製「サフラン」を作って楽しんでみるのもいいですよね。