じゃがいもの効能と毒!栄養たっぷりだけど時に危険?正しい食べ方教えます!


じゃがいもの芽に毒があるというのは、聞いたことがある人も多いと思います。芽が生えてきたものは急いで食べたり、皮をむくときに取るようにしていると思います。
とは言っても、芽が生えること自体は珍しい事ではないし、特に気を付けていない人がほとんどではないでしょうか?
しかしこの毒は、時に食中毒などを起こすこともあり、あなどれません!
ということで、じゃがいもの効能など良い面から、注意すべき点までをまとめてみました。

じゃがいものビタミンCはみかん並!

ではまず、じゃがいもの良い点、効能から紹介します。

じゃがいもの主成分はデンプンで、エネルギー源となり、他にもビタミンC、B群やミネラル成分が豊富に含まれています。

中でも、ビタミンCはみかん並に含まれ、さらにデンプンに守られており、熱に強いという性質を持っています。そのため、調理してもたっぷりとビタミンCを摂取することができます。

ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける役割があり、美肌効果が期待できます。

また、粘膜浄化といった働きもあり、胃・十二指腸潰瘍などに効果があります。この薬効は昔から言い伝えられており、皮をむいたじゃがいもをすりおろし、このおろし汁を小さじ1杯、朝晩2回、空腹時に飲むと良いとされています。

またこのおろし汁は、慢性的な便秘にも効果的だそうです。

カリウムの宝庫でもあるじゃがいも

じゃがいもにはカリウムも豊富に含まれています。カリウムを含む食品は沢山ありますが、摂取する量と頻度がしっかりあるのは、じゃがいもくらいです。

カリウムは、ナトリウム(塩分)を排出する働きがあり、高血圧や生活習慣病を緩和する効果があります。
またこの働きは、肉を食べ過ぎることで起こる、体内の酸性化も防いでくれるため、じゃがいもを肉の付け合せにすると合理的です。

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さらにじゃがいもは、カリウム不足で起こる、糖尿病、不整脈、心臓の働きの低下にも効果があります。
このカリウムも、熱に強く、ミキサーなどにかけても壊れないので、調理方法は選びません。
ビタミンCとともに、調理方法を選ばず摂取できるというので、積極的に摂取したい場合も、様々な料理に取り入れられ、楽しむことができます。

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じゃがいもの芽の毒、その正体は?

じゃがいもは、栄養たっぷりで効能も沢山ある反面、正しい処理をしないと、毒になることもあります。
ここでは、じゃがいもの芽の毒について詳しく説明します!
じゃがいもの発芽部分には「ソラニン」という有毒成分が含まれています。またこのソラニンは、光が当たって緑色になった皮の部分にも多く含まれています。

この毒による症状には、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、頭痛、脱力感などがあり、小さい子供はまれに重症化することもあるので、より注意が必要です。

では、正しい処理方法をご紹介します。ソラニンは水溶性ですが、熱に強いため、煮たり、茹でたりといった調理では分解されません。
なので、取り除くしか除去する方法はありません。芽が出てきていたらしっかり根元からえぐり取り、緑色になっているところも削ぎ、皮も1mm以上の厚さで剥くようにしましょう。

また、この毒成分は苦味やえぐみとして感じるので、じゃがいもを食べて「変な味がする」と思ったときには、すぐに食べるのをやめましょう。

まれにあるじゃがいもアレルギー!

芽にある毒以外にも、まれですがじゃがいもを食べて症状が出ることがあるので、こちらもご紹介します。
「じゃがいもアレルギー」という言葉はほとんど聞いたことが無いと思いますが、じゃがいもにも、水煮芋換算で100g中1.5gタンパク質が含まれており、乳幼児などが口にすると免疫システムが異物と判断し、免疫反応を起こしてしまうことがあるようです。

また、免疫反応とは違いますが、食物中にアレルギー症状を引き起こす化学物質に似た物質が含まれていることで、アレルギーのような症状が出ることがあります。
このような物質を仮性アレルゲンと呼ぶのですが、じゃがいもにはこの仮性アレルゲンとなるサリチル酸化合物が含まれています。

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どちらも症状が出るのは少ない事例ですが、顔中が赤くなったり、かゆみ、むくみなどおかしいと思う症状があれば、まずは病院へ行きましょう。
比較的小さい子供に現れることが多いようなので、初めて離乳食として与える際などには、注意しておきましょう。

まとめ

じゃがいもの有効成分は、加熱に強いため調理法によらず摂取できる嬉しい成分です。
対して、毒になる成分も加熱に強く、しっかり取り除くことが大事です。
じゃがいものソラニンにせよ、アレルギーにせよ、悪い症状が出やすいのは子供が多いので、お子さんのいる家庭で調理する際には、より注意して使用することが大事です!
下ごしらえを正しく行って、じゃがいもを美味しくいただきましょう!

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