【夕張メロンの栽培と由来】


夕張メロンとは、昭和35年に赤肉メロンの高級品種として生まれた
キング系のメロンです。
本名は「夕張キング」といい、父種「スパイシー・カンタロープ」と
母種「アールス・フェボリット」という品種を交配して生まれたメロン
です。

母種の特徴である豊かな球状に、レースのような美しい模様が受け継がれ
父種の良さを引き継ぎ、見事な赤肉と水々しく香り高い甘みが掛け合わさ
れた最高品質になって生まれました。
味も姿も最高級に仕上がった夕張メロンは、まさにキングの名にふさわしい
メロンの王様なのですね。

「夕張メロンのブロンド化について」

夕張市の農業組合に集荷され、厳格な検査に合格したものだけを
「夕張メロン」と名付けられ、夕張市農業協同組合の登録標商標
としてブランド化されたものです。

そのため、夕張市近郊の市町村で生産されたメロンは、夕張の名前を
持つことができないのです。
類似品種として、札幌キングと呼ばれる赤肉メロンがあり、栽培の
掛け合わせが、夕張メロンとほぼ同じ交配となっていますが、出身が
違うため、ブランド名を付けられないのですね。

いずれも日持ちしないため、すぐに食べ頃になるデリケートな品種で
香りや柔らかな果肉は、とても貴重な季節の贈り物となります。

お値段も安くはないので、家庭用に購入するより、贈答品としての
購入の方が多いのではないでしょうか。
贈り物としても夕張メロンが有名になったのは、いち早く宅配を導入、
産地直送を始めたことも一因しているようです。

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「夕張メロンのご祝儀相場」

初競りの際、2玉入りのご祝儀相場で最高価格がついた2013年は
なんと160万円だったそうです。
一般的には少々意味の解らない数字ですね。

今年の夕張メロンはランク別で、1玉3,500円から5,000円程の
値段が付けられているようです。
最上級品として1玉10,000円するものもありますが、やっと手の
届く価格になってきた感じがします。
それでも、自分で食べるために購入するには、勇気のいる金額ですね。

「価格別の夕張メロンの選び方」

夕張メロンのランクとして、「特秀」「秀」「優」「良」とあります。
「特秀」は糖度13%以上で、全収穫のわずか0.2%程の出荷量で
最高品質の王冠を授かったメロンです。

「秀」は糖度12%以上で、この品質に育て上げるのは大変な苦労を
要するものとのことです。

「優」は糖度11%以上のメロンです。お中元やギフトに最適な品質。

「良」は糖度10%以上で、美味しさに劣りはないので家庭用として
重宝される商品となります。

厳しい検査を受け、ブランド名を持ち、木箱に詰められて大切に出荷
された夕張メロンは届いたその日が食べごろです。
水々しく豊かな甘みと香りの風味が落ちないうちに、思い切って食べて
しまうのがオススメなのですね。

どうしても保存しておきたい場合は、皮を切り落とし、一口大にカットし
しっかり密閉して冷凍保存しておくと、後にも美味しくいただけます。
贅沢な氷菓として、涼やかな味をゆっくり味わえると思います。

「まとめ」

まるごと1玉を買うのは大変だけど、カットされて売られている夕張メロン。
これなら手軽に今年の出来栄えを堪能できるかな、などと楽しみにしている
今日この頃です。

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