金箔って美味しいの?食用金箔の成分・効果とは!?


ちょっと高級そうな料理やお菓子の上に金箔が施されているのは、そんなに珍しいことではないですよね?

「装飾の一部・食べられるもの」という概念が、すでに定着しており、今では疑問に思うこともなかったのですが…

子供の頃、初めに見た時にはとても驚いたことを覚えています。
そこで、改めて食用金箔について調べてみました!

【金箔摂取時の効果とは?】

金箔を食べた時の感覚としては、「無味無臭」で、料理の材料としての意味は、冒頭でも述べたように飾りでしかありません。

では、健康など体への影響としてはどうでしょうか?

調べてみると、金の効用として「体内のイオンと反応し、病的な電位を正常化する」「血液中のイオンの流れを促し、血行を良くする」として全身の正常化、健常化を促進するとあるものもありますが、化学的な立証はなく、このような効果は仮定の域です。

単体の金は、強酸などとも反応しない化学的反応性が低い金属で、人が食べた際、胃酸でも溶けることは無く、消化に関わることなく排出されます。

また、必須ミネラルであるカルシウムやカリウム、鉄などと異なり、健康上必要な元素ではないとされているため、害・益どちらも無いというのが、実際に現在分かっていることです。

消化されず、排出されるという点では、食物繊維と同じ働きをし、腸内の不要なものをともに排出する効果はあると言われています。

【食用金箔の成分とは?】

このように害・益ともに無いとされている金は、「食」の面では食品添加物として認可されており、製造溶剤や着色料の目的で使用されています。

一般的に工業用や、装飾用に用いられている金箔には、数パーセントの銀や銅を混ぜて使用しますが、胴は摂取する量によって人体に悪い影響があるとされ、食用には含まれていません。

そこで、食用に使用されている金箔は純金:95%、純銀:5%前後の比率で含有されています。

また、事実を知ると、驚く方も多いと思いますが、食用金箔に含まれる金箔は全体の4%程で、90%以上は違う成分でできています。

これは薄く扱いにくい金箔をコーティングするもので「プルラン」と呼ばれ、デンプンを原料とする多糖類です。

またプルランは水溶性で、すぐに溶けてしまうため、このうえからさらに「ツェイン」や「シェラック」というものでコーティングされています。

つまり、飾りで使われている金箔を食べても、実際の「金」にとしての量はその少ない量のさらに4%ほどしか無いということです。
そんな量では、どちらにせよ何かの効能は見込めなさそうですね…

【様々な形で利用される食用金箔!】

食用金箔について調べてみると、私が思っていた以上に、様々な形で利用されていたことが分かりました。

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そこで、その一部を抜粋してご紹介します。

まずは、金箔スプレーです。お菓子屋さんで使われているのはもちろん、家庭用に購入すれば、手作りのお菓子も、いっきにグレードアップしたような仕上がりになります。

ケーキの上などに、細かい金箔がきらめいているものは、茶こしのようなもので振りかけていると思っていましたが、スプレーという便利なものがあったのですね!

次に、金箔のふりかけです。ふりかけといってももちろんご飯にかけるものではありません。

スプレータイプのものより、大きめの金箔をふりかけるもので、金箔を小さくちぎったようなものだけでなく、星型やハート型、桜型といったようなものまであり、振りかけるだけで可愛くも、上品にも見せることができます。

その他にも、シロップに純金を入れた金箔ペンや、文字などがかたどられているデザイン金箔、折り紙のように折ることもできる金箔シートなど、多種多様です。

ネットなどで家庭用にも購入することができるようなので、気になる人はお試しください♪

【金中毒って本当にあるの?】

さて、ここまでで、金箔を食べても害も益も無く、そもそも食用金箔に含まれる金の含有量は、ほんの僅かだという話しをしてきました。

しかし、世の中には「金中毒」という言葉があるようです。

金は金単体では非常に安定性が高く、前述したように、人体に影響はないとされています。しかし、金イオンは非常に酸化力が強く、人間に限らず、ほとんどの生物に対して毒性を示します。

金イオンに触れたり摂取することで、接触皮膚炎、接触アレルギー、腎臓障害などが発症することが分かっており、これを金中毒と呼ぶそうです。

また、リウマチの治療薬に金化合物が使われているものがあり、これを過剰に摂取すると皮膚炎、腎臓や肝臓の障害、貧血などが起こることも分かっているそうです。

いずれにせよ、通常の金と違う形で引き起こされることなので、金箔自体に害があるという報告ではありませんが、食べ過ぎなどには注意したほうがよさそうです。

食べ過ぎというほど金箔を食べる機会なんて、普通は無いと思いますが…。
金とはいえ、やはり金属の一種。一般的な食べもの扱いはできませんね!

【まとめ】

金箔は特に味があるわけでも無く、健康上の効能も認められているものはないようです。

しかし、様々な形で料理を彩り、私たちの目を楽しませてくれるのは事実。見た目の美しさから、心を元気にしてくれる効果はありそうです。

料理などに乗っている金箔は見かけたら、この話を少し思い出してみて下さい♪

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